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パナソニック、ソーラー子会社の中国企業への譲渡を中止に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 パナソニック(本社・大阪府門真市)は7月30日、パナソニック・ライフソリューションズが、中国太陽電池メーカーのGSソーラーとの太陽電池事業における協業契約を解消することを決めたと発表した。
パナソニックは昨年5月、ソーラー事業の子会社、パナソニック・エナジー・マレーシアを譲渡し、太陽電池の研究開発機能を分離して新会社を設立し、GSソーラーと共同で出資、運営することで合意していた。
パナソニックによると、GSソーラーは、契約で定めた期限を超え、さらに新型コロナウイルスによる影響を考慮した期間を過ぎても、協業開始に必要な要件を満たさなかったため、パナソニックは契約解消を決定した。今後、GSソーラーに対して法的手段に出ることも検討するという。
パナソニックは新たな協業先との提携を含めた様々な手段を検討し、太陽光発電システムとホームエネルギーマネジメントシステム、蓄電池等を組み合わせたエネルギーソリューション事業を更に強化することで、2022年度の事業黒字化を目指す方針だ。

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