【クアラルンプール】 UOWマレーシアKDUユニバーシティカレッジ・ビジネススクールが実施した調査で、行動制限令(MCO)によってオンラインショッピングが増加し、半数以上が過去1週間に1回はオンラインショッピングを利用したことが分かった。
同調査には2,163人が回答し、76%が利便性、価値、利益という3つの主要な理由から5%を多く支払ってもいいと回答。食品、電気製品、電子機器の順に売り上げを伸ばし、これにファッション、健康・美容製品、家庭用およびライフスタイルのアクセサリーが続いた。
ビジネススクール責任者のブライアン・ウォン氏は、社会的距離を保つ必要から長い行列を作ることが店舗での店頭購入から足を遠のかせ、オンライン購入の増加につながったと指摘した。
vodus.comの調査でもオンラインショッピングでは食料品の販売増加率が最も高く、144%増加。成人の少なくとも37%が食料品をオンラインで購入していると回答した。
ラザダ・マレーシアによると、テレビ会議向けの電子機器やアクセサリーの需要が大幅に増加。7月の販売数ではカテゴリー別で第3位となった。トップ3の一つである食料品の需要は150%増加した。
(ザ・サン、8月3日)