【クアラルンプール】 サイム・ダービーの不動産部門、サイム・ダービー・プロパティーが初めて開発を手掛ける「KLイースト・モール」が、11月25日に一般公開する予定だ。
複合開発「KLイースト」(総面積153エーカー)の一部である同モールには、「ジャヤグローサー」、「ハービー・ノーマン」、「H&M」、「ブルー・アイススケートリンク」、「MBOシネマ」、「トイザらス」などが入居する予定。総面積は約120万平方フィートで、賃貸面積は38万4,210平方フィートに上る。車で15分の場所には人口128万人、年間の総世帯収入が平均295億リンギに上るエリアがあり、中高所得者層をターゲットにしたブティック・ライフスタイルモールとして位置づける。同モールへは、▽第2中央環状道路(MRR 2)▽ドゥターウル・クラン高速道路(DUKE)▽スンガイ・ベシ ウル・クラン高速道路(SUKE)▽クアラルンプール(KL)ーカラク高速道路(KLK)▽アンパンーKL高速道路(AKLEH)▽セティアワングサ パンタイ高速道路(SPE)ーーなどの主要高速道路からのアクセスに良好だという。
サイム・ダービー・プロパティーは当初、2020年3月にオープンを予定していたが、新型コロナウイルス「Covid-19」の大流行による小売市場への影響を考慮し計画を延長していた。開店に際しては、政府が提案する方針および▽店舗とオフィスの衛生管理▽温度チェック▽社会的距離の確保▽手指消毒剤の設置ーーなどの標準運用手順(SOP)を厳守すると述べた。
(ベルナマ通信、8月4日)