【クアラルンプール】 長距離格安航空エアアジアXは、今年第2四半期のマレーシア線の旅客数が2,291人にとどまったと発表した。昨年同期は146万人だった。
新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大防止対策として導入された国境封鎖が影響。運航は本国に戻るための旅客輸送や航空貨物輸送など最小限となり、その後全面的な運航停止となった。
便数はわずか16便に激減(前年同期は4,824便)、大幅な減便により総座席数は180万席から6,032席に減少した。前年同期に80%だった旅客ロードファクター(PLF)は38%にとどまった。タイ事業における旅客数は309人で、PLFは82%だった。
第2四半期末時点での保有機数はエアバスA330型機40機で、マレーシアが24機、タイが14機、インドネシアが2機で、変動はなかった。
(南洋商報、8月11日、エッジ、8月10日)