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首都圏でのSOP厳格化を検討、3日にも詳細発表へ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は、首都圏クランバレーを対象に、営業時間短縮を含む標準的運用手順(SOP)の厳格化を検討していることを明らかにした。
新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が増加を続けていることを受けたもので、3日に開催される国家安全委員会(NSC)会議で検討した上で詳細を発表する予定。首都圏クランバレーの3地域(セランゴール州、クアラルンプール=KL、プトラジャヤ)は感染者が減らないことを受けて、10月14日付けで発令されていた条件付き行動制限令(CMCO)が11月9日まで延長されていた。
またサブリ上級相は、ジョホール州にある保健省の訓練施設でクラスターが発生したとして3日から16日まで強化行動制限令(EMCO)を発令すると発表した。またサバ州コタキナバルの2つのエリアに発令されていたEMCOを16日まで延長すると発表した。
■首都圏&サバ州の最新SOP、NSCが発表■
NSCは1日、CMCOが延長された首都圏とサバ州における最新版SOPを発表した。首都圏とサバ州では活動可能な範囲や店舗の営業時間や座席など一部の規定が異なっているため注意が必要だ。
サバ州では全般的に首都圏より規制が厳格化されており、飲食店では店内飲食が禁止となり、デリバリー&テイクアウトのみとなる。営業時間も首都圏より短くなっている。夜市の営業は禁止となる。また宿泊施設での宿泊は認められるが、宿泊者の外出は不可。
スポーツ活動は、首都圏では非接触型スポーツ、ジョギング。サイクリングなどの野外スポーツに限りKLでは10人以下、セランゴール州では5人以下まで認められる。スポーツジムやフットサル場、バドミントン場の営業も時間及び定員限定で認められる。一方、サバ州では、すべてのスポーツ活動は禁止される。

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