【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)3日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から1,054人(うち14人が海外で感染した帰国者)増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万135人で、累計感染者数は3万4,393人になった。
州・地域別の感染者数は▽サバ州(678人)▽セランゴール州(124人)▽ラブアン(81人)▽ネグリ・センビラン州(71人)▽ペナン島(35人)▽サラワク州(21人)▽ケダ州(12人)▽クアラルンプール(Kl、10人)▽プトラジャヤ(3人)▽ペラ州(2人)▽トレンガヌ州(1人)▽マラッカ州(1人)▽ジョホール州(1人)ーーとなった。クランタン、パハン、ペルリス3州はゼロだった。新たに875人が退院し、累計治癒者は2万3,995人だった。死者数は12人増えて累計263人になった。
保健省のノール・ヒシャム事務次官によると、2日には新たに5つのクラスターが検出された。サバ州タワウの拘置所で発生した「PTSタワウ・クラスター」ではこれまで104人の感染が判明。またラブアンの「テナガ・クラスター」は、重症化のリスクが高いコミュニティを対象に行ったスクリーニング検査で検出され、57人の感染者を確認した。一方でネグリ・センビラン州の「ゲドン・クラスター」は10月27日に感染がわかった患者と接触者内で感染が判明しており、これまでセレンバンとポートディクソン、レンバウで12人が感染がわかっている。またサラワク州クチンの「ウィスマ・サベルカス・クラスター」では8人、プトラジャヤの「セリダナ・クラスター」では5人の感染が確認されている。
また新たにセランゴール州の6地区、KLの2地区が新たにレッドゾーンに指定された。セランゴールでは、▽クラン▽ペタリン▽フル・ランガット▽ゴンバック▽クアラ・ランガット▽セパン、KLではティティワングサとケポンがレッドゾーン入りした。