【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)13日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から1,304人増加し、5日ぶりに1千人を上回ったと発表した。アクティブ感染者数は1万1,822人で、累計感染者数は4万5,095人となった。

 州・地域別の感染者数は▽サバ州(556人)▽セランゴール州(364人)▽クアラルンプール(Kl、202人)▽ネグリ・センビラン州(83人)▽ペナン島(42人)▽サラワク州(13人)▽マラッカ州(13人)▽ペラ州(13人)▽クランタン州(5人)▽ケダ州(5人)▽ラブアン(4人)▽ジョホール州(3人)▽プトラジャヤ(1人)ーーとなった。パハン、トレンガヌ、ペルリス3州はゼロだった。新たに900人が退院し、累計治癒者は3万2,969人だった。死者数は1人増えて累計304人となった。

 保健省のノール・ヒシャム事務次官によると、12日には新たに1つのクラスターをサバ州で確認した。コタキナバルで発生した「テルク・クラスター」は職場でのスクリーニング検査で判明したもので、12日時点で128人が検査を受けて、30人の感染が確認された。

 一方で感染者が増加傾向にある「チェルガス・クラスター」は、クランタンとネグリ・センビラン州で起きており、累計で724人に陽性が出ている。またKL、プトラジャヤ、ネグリ・センビラン、セランゴール、マラッカ、ジョホール州と広い範囲で感染者が出ている「カヤ・クラスター」の累計感染者数は754人となった。