コロナ禍での日本一時帰国→マレーシア再入国【代表ブログ特別編12.14】

父の入院で急遽日本へ約1ヶ月間一時帰国することになった。
11月6日(金)に出国し、12月9日(水)に無事マレーシアへ戻ることができた。通常時での出入国と違って、コロナ禍での出入国は大変だったが、再入国を実際に経験したので、最新情報をレポートしたい。

※本記事の内容は2020年12月上旬時点の情報です。最新の一時帰国の規定につきましては、在マレーシア日本国大使館やimmigrationにご確認頂けますようお願い致します。

マレーシア出国前に入手するもの

  • Letter for Exit & Return to Malaysia
  • Permit Pergerakan Perintah Kawasan Pergerakan Bersyarat(PKPB)(自宅の最寄り警察からの移動許可証)(11月6日の出国時点)
    KLの自宅からKLIAまで警察の検問が2回あり、その度移動許可証を見せて検問を通ることができた。

日本入国(関西空港)

抗原検査の実施(約45分間で結果判明)

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マレーシア大使館へ渡航許可申請

マレーシア再入国の約1週間前にマレーシア大使館へ the Permission to Perform Journey to Malaysia「マレーシア渡航許可」の申請を行った。
以下の書類を提出した。

  • Flight ticket to Malaysia
  • Passport and employment pass page copy
  • Approval letter for Exit & Return to Malaysia.
  • LOU form (Letter Of Undertaking and Indemnity Person Under Surveillance (LOU)(到着後の強制隔離の宿泊費用の支払いに関する約定書)

日本出国(関西空港)

関空でのチェックイン(SQ)

  • Letter for Exit & Return to Malaysiaのチェック
  • Permission to Perform Journey to Malaysiaのチェック
  • MySejanateraのアプリでの事前登録(「Low Risk No Symptom」をみせる)

マレーシア再入国:空港出発まで約1時間半

KLIA到着後の手順

1.MySejanateraのアプリで現状の登録

2.パスポート、Letter for Exit & Return to Malaysia, Permission to Perform Journey to Malaysiaなどのチェック

3.PCR検査

4.Immigration Officeで各種書類、パスポートのチェック

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5.LOUとホテル・送迎の確認
Letter Of Undertaking and Indemnity Person Under Surveillance (LOU)(到着後の強制隔離の宿泊費用の支払いに関する約定書)、予約してあるホテル、空港からのホテルへの送迎予約のチェック

6.手数料の支払い
PCR検査(RM250)、2週間後の抗原検査(RM60)、手数料(RM2,600) 合計RM2,910の支払い  (事前のMYEGでの支払い、現場でのクレジットカードまたは現金での支払い)  事前にホテル予約または送迎予約をしていない場合、ここでホテル代と送迎費を支払う(Premium Packageまたは、Standard Package)

7.Immigration Officeでの入国スタンプ

8.朝食boxの支給

9.Premium Packageまたは、Standard Packageの誘導係が誘導(荷物のピックアップ、通関、出口まで)

10.すべての荷物の消毒

11.乗車、ホテルへ送迎   

事前準備で移動・手続き時間の短縮に

事前に旅行会社で航空券を手配した時に、Premium Hotelの予約と空港からホテルまでの送迎の予約も行なっていたので、予約確定書を見せて比較的にスムースに通過することができた。

また、Letter Of Undertaking and Indemnity Person Under Surveillance (LOU)(到着後の強制隔離の宿泊費用の支払いに関する約定書)も出国前に入手して必要事項を記載済みだったのでスムースだった。現場でシコシコと書いている外国人がほとんどだった。かなりの時間のロスになると思う。

私が空港を出るまでにかかった時間は約1時間半、朝だったこともあり、思ったより早く出て来ることができた。

現在はPJ HILTON HOTELで2週間の隔離生活を送っている。
隔離ホテルでの食事内容などは、SNSやブログ等で多くの人たちがレポートしているので、ここでは割愛させて頂く。
感想を一言。朝昼晩ローカルカレーは辛い(涙)。

この記事を書いた人

ジェトロ、正直屋などと日本製品EC販売プロモを実施

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 日本貿易振興機構(ジェトロ)クアラルンプール事務所は、マレーシアの専門ECサイト大手のHERMOクリエイティブ(M)および正直屋(Shojikiya)と連携し、それぞれ化粧品・美容用品、日本食品のプロモーションを実施すると発表した。

海外EC事業者と連携して日本製品の海外販売を支援する「JAPAN MALL事業」の一環。マレーシアではEC化率は高いものの商品認知が進まず販売も伸び悩む傾向があるため、プロモによって日本商品の認知度向上およびリピーター増加を計り、売れ筋日本商品の創出を目指す。

販売サイトにおける特設プロモーションバナーの設置や購入者へのフリービー配布、販促活動、電子広告、ダイレクトメールの送付、セール価格での販売などを行なう。

HERMOとのプロモは12月14—20日に実施する。HERMOはマレーシア第1位の化粧品・美容関連用品ECサイト「HERMO」を運営。若年層を中心に多くのファンを有し、近年日本商品の取扱を拡大している。

正直屋とのプロモは12月14—2021年1月8日に実施する。正直屋はマレーシアにおける日本食品専門のECサイト最大手。自社ECショップの他、ラザダ・ショッピー・グラブマートに旗艦店を有している。

コロナワクチン義務化、マレーシア人の86%が同意

【クアラルンプール】 調査会社イプソスが先ごろ実施した保健システムに関する国際的世論調査で、新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチンの接種義務化の動きについてマレーシアでは86%が「同意する」または「強く同意する」と答え、他国に比べて同意する率が際立って高いことが分かった。
同調査は9月25日から10月9日にかけ、22カ国・地域の約2万人の成人を対象に行なったもので、世界平均は64%で、各国はインド(76%)、韓国(74%)、中国(60%)、日本(52%)などと軒並みマレーシアを下回った。イプソスは過去2年間でマレーシア人が自国の医療制度をより信頼するようになったためと分析している。
医療制度に対する信頼度は、2018年には63%だったが2020年は75%に増加した。世界平均の50%を大きく上回っている。
「自国の医療制度がすべての人に同じ標準治療を提供する」と信じているとの回答は世界平均は37%だったのに対し、マレーシアは62%に達した。一方、「自国に良い医療を提供するゆとりがない」との回答は世界平均が59%だったのに対し、マレーシアは半数にとどまった。
(マレー・メイル、12月10日)

GST再導入の実現可能性を調査、第2副財務相が表明

【クアラルンプール】モハマド・シャハル第2財務相は10日の下院で、政府として物品・サービス税(GST)再導入あるいはほかのタイプの消費税導入の実現可能性を研究すると明らかにした。
モハマド・シャハル氏は7日の審議では、歳入を増やすためあらゆる選択肢を検討しているが、GSTは選択肢に含めていないと言明していた。
10日の審議でモハマド・シャハル氏は、新たな税は管理が容易で、歳入を増加させるが、ビジネスコストの上昇をもたらさないものでなければならないとした。
富裕税導入の可能性を問われたのに対しモハマド・シャハル氏は、国民に負担となる新税は導入しないと述べた。
モハマド・シャハル氏は「新税を創設すれば歳入は増える。しかしそれが国民の負担増になるのであれば有効ではない」と語った。
(ベルナマ通信、12月10日)