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ワクチン調達、国民の70%分の確保を首相が指示

【ジョホール州タンカク】 ムヒディン・ヤシン首相は13日、選出選挙区で開催されたディーパバリの祝祭行事に出席した際の記者会見で、新型コロナウイルス感染症「Covid-19」ワクチンの調達量を増やすようアダム・ババ保健相に指示したと明らかにした。
保健省は11月、国民の20%分に相当する1,280万回分のワクチンをファイザーから購入する仮契約を交わしており、COVAXからは同10%に相当する量を購入する。COVAXはワクチンを調達し、世界各国に公平に分配していくことを目指す国際的枠組み。
ムヒディン氏によると、ほかの国が自国民に必要な量以上のワクチンを購入する契約を結んでいるためマレーシアの調達量は30%にとどまっているが、調達量を増やすべきというのが保健省の意見で、これを考慮し、国民の60 70%が接種を受けられるだけの量の確保を目指す方針に変更したという。
ムヒディン氏は「ほかの国がしたのと同じ動きをとるだけ。またワクチン供給を急ぐよう製薬会社への要請を担当閣僚に指示した」と語った。
(ベルナマ通信、12月13日)

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