【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は21日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から2018人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万6,496人で、累計感染者数は9万5,327人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く1,204人だった。それに▽ジョホール州(278人)▽サバ州(247人)▽クアラルンプール(KL、127人)▽ネグリ・センビラン州(58人)▽ラブアン(29人)▽ペラ州(21人)▽ペナン島(18人)▽パハン州(12人)▽マラッカ州(9人)▽クランタン州(6人)▽プトラジャヤ(5人)▽ケダ州(3人)▽トレンガヌ州(1人)ーーが続いた。ペルリス州とサラワク州はゼロだった。1,084人が退院し、累計治癒者は7万8,393人となった。死者数は1人増えて、累計で438人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は20日、新たに3つのクラスターを確認したと明らかにした。

KLのケポンにある建設現場で発生した「メトロポリス」クラスターでは147人の感染を確認した。サバ州のコタキナバル、プタタン、トゥアランでは「エステート・マジュ」クラスターが発生し、28人に陽性反応が出た。ジョホール州ポンティアンの「バトゥ39」クラスターで44人に陽性反応が出た。