【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 パナソニック・マニュファクチャリング・マレーシアは21日、セランゴール州シャアラムにある工場2カ所で多数の新型コロナウイルス「Covid-19」感染者が出たことを公表。工場の操業を一時停止すると明らかにした。

ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に宛てた声明によると、先ごろ従業員2,137人に対しスクリーニングを実施し、116人に陽性反応が出た。これを受けてペタリン地区保健局はパナソニック・マニュファクチャリングに対し、当面の操業停止を命じた。工場は21日から23日まで閉鎖され、消毒が実施されるという。

パナソニック・マニュファクチャリングは声明の中で、敷地内および労働者宿舎での消毒は定期的に行われていると強調。「従業員と地域社会の安全と幸福は我々の最優先事項であり、我々は標準的運用手順(SOP)を厳守しており今後も厳守していく」としている。

(フリー・マレーシア・トゥデー、12月日、パナソニック・マニュファクチャリング発表資料)