【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は22日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から2,062人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万7,646人で、累計感染者数は9万7,389人となった。
州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く1,014人だった。それに▽クアラルンプール(KL、504人)▽サバ州(252人)▽ジョホール州(167人)▽ネグリ・センビラン州(57人)▽ペナン島(23人)▽ペラ州(17人)▽マラッカ州(9人)▽パハン州(6人)▽ケダ州(5人)▽クランタン州(4人)▽プトラジャヤ(2人)▽ラブアン(2人)ーーが続いた。ペルリス州とサラワク州、トレンガヌ州はゼロだった。911人が退院し、累計治癒者は7万9,304人となった。死者数は1人増えて、累計で439人となった。
保健省のノール・ヒシャム事務次官は21日、新たに8つのクラスターを確認したと明らかにした。
セランゴール州では職場のスクリーニングにより「ペカプリ」(感染者202人)、「バトゥ・べサル」(59人)、「タワー」(20人)クラスターの発生を確認。KLの建設現場「ペランギ」クラスターでは23人、「ワワサン」、「デリマ」クラスターではそれぞれ6人、8人に陽性反応が出た。ラブアンの職場で発生した「Jバンダル」クラスターでは25人の感染を確認。ペナン州の「メイ・インダ」クラスターでは27人に陽性反応が出た。一方で6のクラスターが収束し、現在感染者を出しているクラスター数は201となった。