【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は27日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から3,680人増加したと発表した。アクティブ感染者数は4万2,389人で、累計感染者数は19万4,114人となった。
州・地域別の感染者数はジョホール州が最も多く1,069人だった。それに▽セランゴール州(822人)▽クアラルンプール(KL、698人)▽サバ州(295人)▽ペラ州(181人)▽ネグリ・センビラン州(112人)▽ペナン島(101人)▽ケダ州(76人)▽サラワク州(70人)▽トレンガヌ州(68人)
▽マラッカ州(63人)▽クランタン州(60人)▽パハン州(42人)▽プトラジャヤ(19人)▽ペルリス州(3人)▽ラブアン(1人)ーーが続いた。新たに1,858人が退院し、累計治癒者は15万1,018人となった。死者数は7人増えて、累計で707人となった。
保健省のノール・ヒシャム事務次官は26日、4日連続で新規感染者数を治癒者数が上回ったとし、行動制限令(MCO)の導入から2週間が経ち効果が出ていると強調。クラスターについては、新たに7つを確認したと明らかにした。
3つが工場や建設現場など職場に関連したクラスター、2つが教育機関などのコミュニティでのクラスターだった。残りは留置所と宗教活動により発生したクラスターだった。
ジョホール州とトレンガヌ州でそれぞれ2つ、KL、ネグリ・センビラン州、ケダ州それぞれ1つ発生した。