【クアラルンプール】 5日からセランゴール、ジョホール、ペナン州とクアラルンプール(KL)の3州1都を対象に行動制限令(MCO)が条件付き行動制限令(CMCO)に引き下げられるのに関連し、イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は2日、セランゴール州とKL間も許可なく移動できると発表した。
CMCO移行に関する追加質問を受けたサブリ大臣は、セランゴール州とKL、プトラジャヤについては同一のゾーンにあるとみなされるとした上で、セランゴール州・KL間の移動は許可が不要になると言明。ただプトラジャヤについては例外で、雇用主からのレター持参の業務以外でセランゴール州及びKLと行き来する場合には警察の許可が必要だとした。
セランゴール州とKLを除く州を跨ぐ移動制限については、サラワク州は3月15日まで、サラワク州を除くその他の地域は3月18日まで継続される。ただしサバ州を除いては同じ州内の地区間移動は認められる。
(マレー・メイル、3月2日)