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経済協力では人材育成に軸足、単独会見で岡大使

【クアラルンプール】在マレーシア日本大使館の岡浩大使はは英字紙「スター」との単独会見に応じ、東京五輪、日本・マレーシア協力の将来など多様な質問に応じた。
開催中止の恐れもある東京五輪について岡氏は、日程、開催場所はすべて確定しており、安全に主催するための準備を日本は進めていると言明した。3都市がマレーシアのホストタウンとして選手を歓迎する。
昨年の日本経済は4.8%縮小し、今年の成長も脆弱とアナリストは見ているが、日本は世界経済の成長をけん引できるかとの質問に対し、岡氏は、コロナウイルス後の持続的経済回復を主導するのは民間セクターだと指摘。東アジア包括的経済連携(RCEP)協定が貿易・投資促進で重要な役割を果たすとし、早期発効に期待を表明した。
教育面の協力では23年に、筑波大学のマレーシア校がマラヤ大学内に開設される。日本の大学の海外校は初めて。
(ザ・スター、3月8日)

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