【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は2日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から1,294人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万4,246人で、累計感染者数は34万7,972人となった。
州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く455人だった。それに▽サラワク州(217人)▽ペナン州(139人)▽ジョホール州(103人)▽クアラルンプール(KL、88人)▽クランタン州(66人)▽サバ州(63人)▽パハン州(57人)▽ネグリ・センビラン州(31人)▽マラッカ州(22人)▽ケダ州(21人)▽ペラ州(14人)▽トレンガヌ州(8人)▽プトラジャヤ(5人)▽ラブアン(4人)▽ペルリス州(1人)ーーが続いた。新たに1,442人が回復し、累計治癒者は33万2,443人となった。死者数は5人増えて、累計で1,283人となった。
保健省のノール・ヒシャム事務次官は1日、南アフリカ変異株「B.1.351」に9人が感染したことがわかったと発表。クアラルンプール国際空港の勤務者がまず感染し、その後感染が拡大したと説明した。一方で新たに6カ所のクラスターを確認したと述べた。
うち5カ所は職場に関連するクラスター、1カ所はコミュニティで起きたクラスターだった。
ジョホール州とセランゴール州ではそれぞれ2カ所でクラスターが発生。ペナン州とパハン州でそれぞれ1カ所のクラスターが発生した。