On 2021年4月27日2021年4月27日 by asiainfo Posted in 経済 【ペタリンジャヤ/コタティンギ】薬品大手ファーマニアガ・ライフサイエンスによるワクチンのフィル・アンド・フィニッシュ(充填および最終製剤化)が国家医薬品規制庁(NPRA)の承認を受けた。中国のシノバックが製造したワクチンをマレーシア工場で充填する。 保健省のノール・ヒシャム事務次官によると、フィル・アンド・フィニッシュの承認は初めて。マレーシアはこの方式で1,400万回分のシノバックワクチンを購入する。 アダム・ババ保健相によると、アストラゼネカのワクチンの第1回目の納入品(26万8,800回分)が23日夜、クアラルンプール国際空港に到着した。ワクチン開発に各国が共同出資・購入する枠組み(コバックス)を通じての調達だ。 同社製ワクチンの安全性の問題についてアダム・ババ氏は、利益がリスクを上回ることをメーカーのデータは示していると述べた。親和性がある人は限られるため、ほかの会社のワクチンも購入する。 (ベルナマ通信、4月24日)