【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)と保健省のノール・ヒシャム事務次官は11日に共同会見を開き、12日付けで全国に拡大される第三次行動制限令(MCO3.0)に言及。国民の間で混乱の原因となっている各州ごとに決定されている標準的運用手順(SOP)を統一する方針を明らかにした。

国家安全委員会(NSC)会議で決定した。MCO3.0実施に合わせて各省庁がそれぞれの担当分野に関する独自のSOPを作成し、NSC作業部会に提出。検討の上でムヒディン•ヤシン首相が議長を務める特別委員会に諮る。

サブリ大臣は、各省庁には一般国民からの質問に答えるためのホットライン開設を命じたことを公表。全体のSOPのリストについてはNSCのポータルサイト(https://www.mkn.gov.my上でも閲覧できるようになると述べた。