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行動制限の全国実施、WHO地域代表が称賛

【クアラルンプール】世界保健機関(WHO)のインルー・ロー氏(マレーシア、ブルネイ、シンガポール地域担当)は、政府が全国規模での行動制限令(MCO)の再施行を決断したことを、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための正しい動きと評価した。
ロー氏によれば、感染者数の増加で病院の収容能力はひっ迫しており、感染拡大を抑えるには、他人との接触を制限するしか選択肢がないという。
ロー氏は、ほかの多くの国も同様の措置をとっており、国民は政府決定を支持すべきと強調。ハリラヤプアサの祝祭を控え国民の欲求不満は理解できるが、接触回避が重要だと述べた。
さらに、政府は苦渋の決断を行ったが、実際に行うのは政府ではない以上、地域社会が政府措置の一員となるべきというのがWHOの立場だと語った。
(ベルナマ通信、5月11日)

 

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