首都圏のICU入院患者、2週間前から94%増加=保健省 asiainfo 4年前 【クアラルンプール】 保健省のノール・ヒシャム事務次官は19日、首都圏クランバレーの医療施設において、集中治療室(ICU)の入院患者が2週間前と比較して94%増加したと明らかにした。 ノール氏が行ったフェイスブックの投稿によると、セランゴール州やクアラルンプール (KL)、プトラジャヤのICUの79%に新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者が入院している。新型コロナ患者を受け入れている病院は、増え続ける感染者のためにICUの病床を増やしたが、新型コロナの感染者以外の患者が適切な救急救命処置を受けることができなくなっているという。 ノール氏は首都圏クランバレーでは医療体制が逼迫していると言明。医療従事者など最前線でコロナ危機と戦うフロントライナーの疲労も懸念していると述べた。その上で、国民に対して標準的運用手順(SOP)の順守と不要不急以外は外出しないよう呼びかけた。 (ベルナマ通信、エッジ、5月19日)