【クアラルンプール】 新型コロナウイルス「Covid-19」のワクチン接種について、アハマド・アムザド・ハシム副科学技術革新相は、1日15万回を目標として、加速化を図ると述べた。
これまでは1日8万回を目標に掲げていたが、先ごろ達成した。ワクチン接種センター(PPV)の増設により、向こう1ー2カ月内に15万回に接種回数を増やすことが可能だという。
プロテクト・ヘルス・コーポレーションによると、セランゴール州のKPJセランゴール・スペシャリスト病院やMSUメディカルセンターなど、ネグリ・センビラン州やサラワク州において12カ所の民間病院に設置されたPPVでワクチン接種プログラムが25日にスタートした。
一方でアハマド副大臣は、集団免疫を出来るだけ早く達成させるために2度目のワクチンの投与を遅らせることを政府に提案することを検討していると述べた。
(マレー・メイル、マレーシアン・リザーブ、5月24日)