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感染した外国人を荷台に満載、トラックと工場長を摘発

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」に感染した外国人労働者48人を荷台に満載して走っている不審なトラックが13日午後、ケダ州スンガイペタニで目撃され、通報を受けた警察に摘発される出来事があった。

クアラ・ムダ警察によると、スンガイ・ラランにある鶏肉処理工場で感染者が出たことを受け、同保健所は立ち入り検査を実施。陽性反応が出た135人の外国人労働者にピンクのリストバンドを装着させた上で、専用バスでクアラ・ムダにある病状評価センターまで連れてくるよう雇用主に命じていた。

しかし雇用主はバスの代わりになぜかトラックを手配。トラックは3回に分けて労働者を宿舎から評価センターまで運んだしかしピンクのリストバンドを付けた異様な集団がトラックの荷台に載せられている様子は他のドライバーや通行人の目を引き、彼らによって撮影された動画が拡散し大騒ぎになったらしい。

この騒ぎで工場長は命令に従わなかったとして「1988年感染症予防管理法」違反に問われ、片棒を担いだ格好となったトラックの運転手は「1987年道路交通法違反」に問われている。

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