【セパン=マレーシアBIZナビ】 空港運営のマレーシア・エアポーツ(MAHB)は6月29日、クアラルンプール新国際空港(KLIA)に新型コロナウイルス「Covid-19」感染症の検査センターを7月にオープンすると発表した。検査料金はマレーシア人が60ー250リンギ、外国人は90ー350リンギ。
検査センターは、KLIAのメインターミナルに5カ所、格安航空専用ターミナル(KLIA2)3カ所、計8カ所設置される。RTK検査およびPCR検査が受けることができる。RTK検査は15分、PCR検査は3時間以内に検査結果を知ることが出来、検査結果を待つラウンジや座席も設けられている。また検査センターでは、到着ゲートから検査センターへのエスコート、VIPサービス、Wifiの提供、モバイルWifiのレンタル、飲食サービスなど様々なサービスも提供する。現金のほか、クレジットカードや電子決済なども利用できるという。
モハマド・シュクリエ・モハマド・サレー最高経営責任者(CEO)は、検査センターは保健省に承認されているとし、国境が再開されれば、旅行需要を後押しすることができるとの見解を示した。