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日本と米国からの寄付ワクチンが到着

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種調整担当大臣を兼任するカイリー・ジャマルディン科学技術革新相は、日本とアメリカからの寄付ワクチンについて、到着日を明らかにした。

7月1日に日本からアストラゼネカ製ワクチン100万回分が到着済みで、7月2日には米国からファイザー製ワクチン100万回分が到着する予定だ。日本は、マレーシア以外にもフィリピン、タイ、インドネシアにも同量のアストラゼネカ製ワクチンを寄付する。

ファイザー製ワクチンについては、12歳以上の未成年への接種計画が進められていたが、10代に心臓病の発症率が高いという副作用の報告を受け、未成年への接種について再検討を行なうという。

同時にカイリー氏は、デルタ変異株(インド株、B.1.617.2)に対するワクチンの有効性について懸念の声が上がっていることに対して、認可を受けているすべてのワクチンは程度の差はあっても変異株から身を守るのに有効であり、どのワクチンでも接種するよう国民に呼びかけた。

ワクチン接種率は引き続き増加中で、6月21—27日の接種数は、前週(6月14—20日)と比べて19%増加、6月24日には1日あたり接種数が26万8,604回という新記録を達成している。

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