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保健省、首都圏コロナ陽性者の自宅隔離ガイドを公開

【ペタリンジャヤ】 保健省は、首都圏で新型コロナウイルス(Covid-19)感染症の陽性反応が出た人のために、自己隔離の方法を説明したビデオガイド(https://www.youtube.com/watch?v=10Gd6uBNlBI)を公開した。

この場合の首都圏は、▽セランゴール州▽クアラルンプール▽ペラ州南部▽ネグリ・センビラン州北部▽パハン州西部ーーの地域を指す。7月26日には、自宅隔離する人々のためにオンライン版感染アセスメントセンター(CAC)が稼働を開始している。

ガイドラインの概要は、▽陽性者は10日間同居人から離れた状態で自宅隔離する▽コロナ情報アプリ「MySejahtera」を通じて、在宅監視命令(HSO)が適用される▽MySejahteraから毎日自己診断・申告する▽申告を怠ると、保健省からテキストメッセージや電話が来る▽無症状の場合は、毎日自己診断を続けるのみでCovidアセスメントセンター(CAC)へ物理的に足を運ぶ必要はない▽症状が発生した場合あるいはハイリスク・カテゴリーに属する場合は、最寄りのCACに物理的に足を運ぶ必要がある▽息苦しさを感じたり、緊急治療が必要な場合は最寄りの病院に行く▽自宅隔離でも健康状態は常にモニターされ、注意が必要な場合はコールセンターから連絡がある▽支援が必要となった場合は、毎日午前8時から午後9時までの間にCACヘルプライン(03-77239299)に連絡するーーとなっている。

保健省は、本ガイドラインにより、CACの混雑緩和や患者の待ち時間の短縮が図れ、すべての陽性症例の早期モニタリングが可能となるとしている。陽性者の濃厚接触者については、無症状である限り自宅隔離のみが必要で、別途検査の必要はないという。

MySejahteraアプリについても更新が行なわれ、「コロナ自己検査」「緊急(SOS)」「医療施設」機能が追加された。「コロナ自己検査」では、認可済コロナ自己検査キットのオンライン購入が可能で、「緊急(SOS)」では、999番通報を促すメッセージが表示され、「医療施設」では、コロナ診断が可能な最寄りの医療施設の場所や電話番号が表示される。 (ザ・スター、7月30日、8月1日)

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