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インドネシアとの現地通貨決済の枠組み拡大、三菱UFJを指名

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】マレーシア中央銀行バンク・ネガラ(BNM)とインドネシア中央銀行は2日、それぞれの通貨(リンギ、ルピア)を利用した決済の枠組みを同日付で拡大することで合意したと発表した。決済に携わる銀行として三菱UFJ銀行(マレーシア法人とジャカルタ支店)とHSBC(マレーシア、インドネシア法人)を追加指名した。
両中央銀行は17年12月に枠組みを締結した。決済に米ドルではなく現地通貨を利用するのが目的で、新たな枠組みでは直接投資に加え、収益、振替も対象になる。枠組みを利用できる者に個人を加えた。書類手続きも簡素化し枠組み利用を容易にする。
両中銀は、▽両国間の貿易、直接投資取引で経験豊富▽顧客数が多い▽相手国の銀行と強固な取引関係があるーーとの観点から三菱UFJとHSBCを決済行に指名した。
マレーシア側の既存の決済行は、マラヤン・バンキングなど大手4行。

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