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セランゴール州、ブースター接種の準備に着手

【シャアラム=マレーシアBIZナビ】 セランゴール州政府は、同州独自の新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種プログラム「SelVAX」に基づき、ブースター接種の準備に着手した。
同州議会審議で同州公衆衛生・共同体・女性家族開発委員会のシティ・マリア・マハムード議長(国政の閣僚に相当)が明らかにした。準備を進めるにあたっては、18歳以下のワクチン接種と共に特ワクチン供給アクセス保証特別委員会(JKJAV)の承認が条件になるという。
ブースター接種については、同州のアミルディン・シャリ首相が先ごろ、国家医薬品規制庁(NPRA)の承認が得られれば、成人人口の80%が最低1回の接種を終えた段階で実施される可能性があると言明。SelVAXに基づく接種準備に入ると明らかにしていた。
連邦政府はブースター接種に関する議論を先送りにして、まだワクチンを接種していない人、もしくは1回だけの人を優先的に接種する方針だが、セランゴール州以外にもサラワク州が独自でブースター用ワクチンを確保する意向を明らかにしている。

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