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ランカウイの渡航前感染検査義務を廃止=保健相

【クアラルンプール】 国内初の「トラベル・バブル」試験実施の対象となり9月16日から観光客の受け入れを再開したランカウイについて、カイリー・ジャマルディン保健相は12日付けで観光客を対象とした新型コロナウイルス「Covid-19」の渡航前スクリーニング検査実施義務を廃止すると発表した。
成人のワクチン接種率が90%を超え、11日付けで州跨ぎの移動が自由化されたことを受けたもの。これまでランカウイへ出発する前に実施が求められていたスクリーニング検査が不要になる。
これまで旅行者5万4,341人に対しスクリーニング検査を行ったが、感染が判明したのはわずか216人、率にして0.4%だった。ただワクチン接種はこれまで通り必要となっており、スクリーニング検査についても引き続き推奨するとしている。感染が確認された場合や濃厚接触の疑いで隔離中の場合、渡航は認められない。
(フリー・マレーシア・トゥデー、10月12日)

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