【クアラルンプール】 人材紹介のアイスリング・グループとリーダー育成サービスのリーダーオノミクスが共同で実施した調査によると、新規採用を実施しなかったとの回答が10.7%となり、多くの企業で昨年から今年にかけて採用活動が行われていたことがわかった。
アイスリングの創設者であるメリッサ・ノルマン社長によると、同調査は、ITや製造、電子機器、銀行、金融産業を対象に行ったもので、61人より有効回答を得た。回答者の95%以上が昨年、新規採用を行ったと答え、50%が今年25人以上の採用を行ったと答えた。
新型コロナウイルス「Covid-19」の流行が、人材の確保や戦略に影響を与えなかったとの回答は26.8%となった。また83.33%が行動制限令中(MCO)はオンラインで面接を行ったと回答した。
一方で人材育成に関しては、86.89%が人材育成やスキルアップを実施していると回答。主な分野としてはITが31.8%、ソフトスキルが20%、ビジネスが12.9%、サプライチェーンが12.9%、分析が8.2%となった。
(フリー・マレーシア・トゥデー、10月28日)