【ペタリンジャヤ=マレーシアBIZナビ】 ホンダ・マレーシアは14日、Cセグメント・セダン「シビック」第11世代の予約受け付けを開始したと発表した。発売は2022年第1四半期の予定。
外観は1983年発売の第3世代「シビック」を現代的に再解釈した、スポーティで洗練されたプレミアム感のあるデザインが特徴。改良型1.5リットルVTECターボエンジンを搭載、最大出力は182馬力(PS)、最大トルクは240Nm。「ECON」「NORMAL」「SPORT」の3つのモードから走行モードを切り換えることができるドライブモードスイッチも追加した。また次世代安全運転支援システム「ホンダ・センシング」には新たに「先行車発進通知機能」を含む計9つの安全機能を備えた。また新バリエーションとして、スポーツモデルの「RS」も新たに追加した。
中条円・社長兼最高経営責任者(CEO)は、「シビック」は強い個性を持ち、マレーシアでも人気があると述べた。2001年のマレーシア市場投入以来、累計で14万8,000台近くを販売したと言明。2016年に投入した第10世代は6万6,600台以上を販売しており、2021年10月時点でCセグメントの市場シェア71%を占めていると述べた。