【ペタリンジャヤ】 格安航空会社を含む新興航空会社2社が、運航を開始する予定だ。
「エッジ」によると、1社は超格安航空会社(ULCC)のMYエアライン。旅客および貨物便を運航するための航空運送事業サービス許可(ASL)を12月22日に取得しており、近く運航を開始する予定だ。同社の幹部には、空港運営のマレーシア・エアポーツ(MAHB)の元最高経営責任者(CEO)など、長期に渡り航空産業に関わってきた人物が就任しているという。
航空アナリストの間では、MYエアラインが安い料金でエアバス「A320」型機のリース契約を結んだとして、マレーシア航空やエアアジアを脅かす可能性があるとの見方もある
一方でもう1社は、先ごろASLを取得したSKSエアウェイズで、スバン空港(LTSAAS、正式名スルタン・アブドル・アジズ・シャー空港)からペラ州のパンコール島など国内の短距離路線をターボプロップ機を使って運航する。1月25日に運航を開始する予定だという。
同社は、ジョホール州を拠点にマレーシアと豪州で不動産開発、投資持株、ホスピタリティ、信用融資を事業とするSKSグループにより2017年11月13日に設立された。
(エッジ、フリー・マレーシア・トゥデー、1月17日)