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日本デザイナー学院マレーシア校、6月にセランゴールで開校

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 呉学園グループは5日、マレーシア初の日本のカレッジである日本デザイナー学院(NDS)マレーシア校を6月に開校すると発表した。
NDSマレーシア校を開校するのは、セランゴール州スバン・ジャヤのサンウェイ・ジオ・アベニュー(ショッピングモール)内。マンガやアニメ、イラストなど、日本発のクリエイティブに関して実践的な教育を う高等教育機関で、世界を舞台に活躍できる国際的なクリエイターの育成を目標としている。先ごろマレーシア高等教育省から、NDSマレーシア校開校認可の最終承認が発表され、6月に開校することが正式決定した。最初に設置される学科はマンガ・イラストレーション学科となる。ルック・イースト政策(東方政策)40周年を記念して、呉学園はマレーシア元留日学生協会と「JAGAM奨学金プログラム」を締結。同制度を利用する留学生の募集を4月より開始している。
呉学園グループは、1981年にマハティール・モハマド元首相が掲げ実施されてきた東方政策40周年となる年に正式に認可を受け開校の運びとなったと表明。理事長の宋成烈氏は、「マレーシア校の学生と、日本国内の学生たちが交流することにより、次の世代を担う若者同士の文化の違いにより起こる化学反応は、それぞれの国の発展と世界を豊かにできる人材育成に繋がると確信しています」とコメントした。

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