【クアラルンプール】 国民車メーカー、プロトン・ホールディングスは、5月の新車販売台数が前月比10.8%増の9,792台となったと発表した。
部品不足問題が改善し生産台数が増加したことが販売増に貢献した。前年同月比でも3.7%増となった。国内シェアは推定19.6%で2位とみられる。通年のシェアは推定17.1%。
車種別ではBセグメント・SUV「X50」の販売台数が2,779台で、SUV市場全体でトップ販売を記録。「X70」と「イゾラ」の販売台数はそれぞれ692台、387台となった。
Aセグメント・セダン「サガ」の販売台数は3,996台で、セグメント2位となった。5月12日にフェイスリフトの販売開始が寄与。予約台数は1万2,000台に上っている。「サガ」は輸出も好調で、年初5カ月の輸出台数は前年同期比71%増の1,482台に達している。
5月のプロトン車の輸出台数は513台で、前月比12.5%増となった。1ー5月の累計は前年同期比47%増の2,086台となった。輸出先ではパキスタンが1,350台で最も多く、エジプトが172台、プルネイが158台で続いた。
(エッジ、ベルナマ通信、6月4日)