【ラワン=マレーシアBIZナビ】 ダイハツ系プルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア) は、6月末の売上・サービス税(SST) 減免措置の終了を前にした駆け込み需要が拡大し、 納車待ちが現時点で20万台を超えていることを明らかにした。 最終日の6月30日には、1日としては過去最高の2万5, 100台分の予約があったという。
ザイナル・アビディン社長兼最高経営責任者(CEO)は、 月産能力が2万8, 000台であることから来年3月末までとなっているSST減免措 置の恩恵が受けられる期間中の納車・登録は十分可能だとした。 また自動車価格については、 現時点で原材料費の高騰分を吸収できているとし、 年内は据え置くことが可能との考えを示した。
なお今年通年の販売台数目標については、24万7, 800台の従来予想を維持した。
■上半期の新車販売は30%の大幅増■
プロドゥアは、今年上半期(1-6月)
新型コロナウイルス「Covid-19」 拡大防止策の影響で落ち込んだ前年同期からのベース効果に加え、 SST減免措置が延長されたことが販売増に寄与した。
車種別ではベストセラーのBセグメント「マイヴィ」が3万8, 039台で最も多く、これにAセグメント「アジア」が2万9, 183台、Aセグメント・セダン「ベザ」が2万8, 719台で続いた。
今年6月単月の販売台数は2万1,164台となり、 ロックダウンとなった前年同月(1,009台) の21倍となった。
車種別ではベストセラーのBセグメント「マイヴィ」が3万8,
今年6月単月の販売台数は2万1,164台となり、