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50歳以上の2回目の追加接種を容認=保健相

【クアラルンプール】 カイリー・ジャマルディン保健相は19日の下院議会質疑の中で、新型コロナウイルス「Covid-19」感染が再び増加傾向にあることから、併存疾患を持たない50ー59歳の年齢層に対しても2回目の追加接種を公式に認めると発表した。
保健省の作業部会(TWG)による勧告を受けたもので、2回目の追加接種も1回目と同様に任意となる。長期療養施設に入院している人、医療従事者に対しても接種を推奨する。併存疾患のある人については18歳から推奨し、併存疾患がない50歳以下であっても海外渡航のために必要な人には接種を認める。
保健省は今年4月、60歳以上の希望者、リスクの高い併存疾患のある人、海外渡航のために必要としている人を対象に2回目の追加接種を認めていた。
保健省によると、先週1週間の新規感染者数は2万6,355人で、前週の2万1,355人から23.4%も増加していた。入院者数も増加傾向にあり、先週は33%増加。一般病床使用率は2%、集中治療室(ICU)の病床使用率は3%増加している。
(フリー・マレーシア・トゥデー、ザ・スター電子版、7月19日)

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