【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ホンダ・マレーシアは7月28日、2022年上半期の販売台数が前年同期比60%増の3万9,000台超となったと発表した。6月30日時点で、自動車総需要量(TIV)の12%を占めており、通年の販売目標8万台の達成に向け、順調に推移しているという。
Bセグメント・セダン「シティ」が39%、Bセグメント・ハッチバック「シティ・ハッチバック」が23%、Cセグメント・セダン「シビック」が18%を占めた。「シティ」、「シティ・ハッチバック」、「シビック」、Dセグメント「アコード」は、2022年1ー5月に各セグメントで非国産車の売上トップとなっている。
吉村宏信 社長兼最高経営責任者(CEO)は、今年1月に新型「シビック」、7月にはコンパクトスポーツ多目的車(SUV)「HR-V」の新型モデルを発売し、市場からの反応も良く、ホンダ車が好意的に受け入れられていることが今年の販売実績の押し上げにつながったと言明。6月末の売上・サービス税(SST)の減免措置により予約数も大幅に伸び、上半期は合計10万5,000件以上の予約を受け付けたとし、来年第1四半期までに納車できるよう努力を続けるとした。