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カワサキがマレーシア市場に再参入、モデナスが新モデル発表

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 二輪車製造のモトシカル・ダン・エンジン・ナシオナル(モデナス)の販売子会社、エダラン・モデナス(EMOS)は7月28日、カワサキモータースの二輪車3モデルを発表。カワサキにとり、マレーシア市場再参入となった。

投入したのは、国内完全組立車(CKD)の「モデナス・ニンジャ250」(1万8,900リンギ)、「モデナス・ニンジャ250ABS」(2万500リンギ)、「モデナス・Z250ABS」(1万9,500リンギ)の3モデルで、価格はいずれも税込。3モデルともに排気量249ccのパラレルツイン(並列2気筒エンジン)DOHCエンジンを搭載した。

EMOSによると、今後国内で販売する650cc以下の「カワサキ」モデルはすべて「モデナス」に改名する。カワサキは、モデナス工場でテスト・認定した新モデル専用の組立ラインを導入する上、従業員へ直接の技術指導を実施する。年内に排気量650ccのモデルを発売する予定だ。

ロスラン・ロスカン最高経営責任者(CEO)は、モデナスもカワサキと同様、手頃な価格で高品質な技術主導の製品提供を最優先しているとコメント。2020年はカワサキ側とオンライン会議を重ね、2021年10月の独占販売権移行、今年4月のカワサキ製バイクの正式販売開始に続き、今回初めてのモデル投入となったとし、両社製品に対する需要は非常に高く、今後数年間は市場の拡大が続くと予想した。

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