【クアラルンプール】 レゴランド・マレーシア・リゾートは11日、テーマパーク「レゴランド」の開園10周年に合わせたサービスやアクティビティの強化案を発表した。

レゴブロックを使用して街並みを再現した「シェイデッド・ミニランド」では来年1月以降、冷却ファン付きの新シェードを設置し、快適に歩き回れるようにする。「レゴランドホテル」では、来年第1四半期に新テーマの客室を設置。「レゴランド・ウォーターパーク」では2023年央に、「ウォーターパーク・フェスティバル」を開催し、「レゴスタジオ」では来年第3四半期に、新しい4Dムービーを公開する。また、今後もハリラヤ(断食月明け大祭)、旧正月などの祝祭時期を祝うイベントを大規模に開催する計画だ。

レゴランド部門ディレクターのCS・リム氏は、報道関係者に対し、レゴランドでしか体験できないユニークな体験を提供するため、アクティビティの強化拡大や設備投資を行うとして、戦略的優先事項に焦点を合わせていくと述べた。具体的な投資額については触れなかった。

セールス・アンド・マーケティング・ディレクターのティラ・ムヌサミー氏は、国境再開に伴い、インドネシア、タイ、フィリピンといった近隣諸国やオーストラリアなどからの外国人観光客が増えてきているとした。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、8月12日、エッジ、マレーシアン・リザーブ、8月11日、レゴランド・マレーシア・リゾート発表資料)