Mリゾート&ホテルクアラルンプール、8月31日にオープン

【クアラルンプール】 国内ブランドの新ホテル「Mリゾート&ホテル・クアラルンプール」が31日、クアラルンプール(KL)郊外のダマンサラにオープンする。

385室の客室と5千平方メートルの会議・カンファレンス施設、従業員約250人を擁する。客室は、機能的かつ洗練されたモダンなデザインで、高速Wi-Fi、ミニバー、コーヒー・紅茶メーカー、LEDテレビ、ヘアドライヤー、アメニティグッズ、室内金庫などのアメニティを完備している。宴会場は最大1,000名まで収容可能で、会議・ミーティング用に会議室8室、貴賓室2室、事務局室1室、役員室1室も用意。コーヒーハウス、バー・ラウンジ、スパ、24時間営業のフィットネスクラブ、「蜂の巣」型のウォータースライダー付きのスイミングプールも備えている。隣接する27ホールのゴルフ場KGPAでゴルフも楽しめる。

ホー・ホイサム総支配人は、Mリゾート&ホテル・クアラルンプールは、街の中心部に位置し、細部にまでこだわったデザインに加え、幅広いサービスと施設も備えており、レジャーやビジネスでKLを訪れる顧客に素晴らしい体験を提供できるよう、準備が整えられていると述べた。
(ザ・スター電子版、8月17日)

 

ユーモバイル、国内業界初の1TB通信量を提供開始

【クアラルンプール】 携帯電話事業を手掛けるユーモバイルは18日、新しい5G対応ポストペイド(後払い)プランを発表。国内業界初となる1テラバイト(TB)の大容量高速データ通信量を提供する。

プラン名は「ユーポストペイド98」で月額料金は98リンギ。4G/5G対応の高速データ通信1TBに加え、通話料も無料となり、家族6人まで一人あたり38リンギで同プランをシェアできる。新5G端末を合わせて購入する場合、月利ゼロの分割払いやバンドルでの格安購入も可能。

より低価格の「ユーポストペイド68」も追加され、月額68リンギで、4G/5G対応の高速データ通信を100ギガバイト(GB)利用できる。「98」「68」両プランとも、日本、英国、米国、韓国、ポルトガル、トルコ、タイ、シンガポールなど、全世界63カ国で月間15GBまでのローミングおよび着信通話が無料となる。

ユーモバイルのナビン・マニアン最高マーケティング責任者は、過去2年間で顧客のニーズが進化したことを考えると、新プランは時宜を得たものだと言明。データ通信の利用量が増えたため大容量を提供し、国境再開後の海外旅行者増加に対応して63カ国をカバーする無料ローミングを提供したと述べた。また、5G端末価格の上昇に対抗して柔軟な購入オプションも提供。さらに家族全員で1TBをシェアできるようにしたので、お金をかけずに家族全員の高速接続が可能となったと述べた。

ユーモバイルは今後15カ月以内に、ポストペイドプランについて新プランをさらに発表する計画だ。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、8月19日、ユーモバイル発表資料)

ホンダ(M)、新型SUV「HR-V」の納車をスタート

【セランゴール=マレーシアBIZナビ】 ホンダ・マレーシアは18日、コンパクトスポーツ多目的車(SUV)「HR-V」の新モデルの納車をスタートしたと発表した。

セランゴール州チェラスにあるディーラー、MJNモータースにおいて、1台目の所有者への納車式が開催された。

吉村宏信 社長兼最高経営責任者(CEO)によると、発売開始からこれまでの納車台数は1,300台となっている。

MJNモータースのオーナー、ワン・ハズミ氏は、「HR-V」の需要は高いと明らかにした。
ホンダは7月14日の「HR-V」発表時、6月の予約開始以降、予約受付件数は2万件を超えているとして、バリアントにより納車期間は12カ月となると明らかにしていた。

「HR-V」は、日本では「ヴェゼル」として販売されている。新モデルには、3種のパワートレイン「1.5L e:HEV」「1.5L VTECターボ」「1.5L DOHC i-VTEC」技術が初投入されている。全モデルに安全運転支援システム「ホンダ・センシング」も装備された。バリアントは4種。

情報経営イノベーション大学、マラヤウェールズ国際大学と提携

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 情報経営イノベーション専門職大学(所在地・東京都墨田区、iU)は18日、マラヤ・ウェールズ国際大学(所在地・クアラルンプール、IUMW)と包括的提携に合意したと発表した。

iUが掲げる「世界大学構想」の一環として締結したもので、具体的に両校は、▽教員および研究者の交流▽交換留学、単位互換▽国際共同研究、学習・教育、エンゲージメント▽各種IT技術に関する技術支援▽その他相互に合意した教育・研究プログラムーーを実施する。

IUMWはマラヤ大学 (UM)とウェールズ・トリニティ・セント・デイビッド大学 (UWTSD)の共同設立大学として2012年に設立。学生は両大学から学位を取得できるデュアルプログラムを採用している。
iUはこれまで、マレーシアではラッフルズ大学イスカンダル校と提携しており、他には米国のカリフォルニア大学サン・ディエゴ校 (UCSD)とイリノイ大学シカゴ校、英国のシェーフィールド大学とニコラ・テスラ大学院大学、シンガポール国立大学、アフリカのアクレ連邦技術大学と提携している。

iUは今後も、それぞれの大学の学生および教員の交流を通じ、国際的共同講義の開発・開催、各種ICT技術に関する国際共同実験・実装、国際的共同研究などを、各大学とまたこの活動を支援する内外著名企業各社とともに展開していく方針だ。

新型コロナの新規感染者数は4,071人、病床使用率は71.8%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」感染症に関する情報提供サイト「コビドナウ(COVIDNOW)」によると、18日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は4,071人で、累計感染者数は474万9,000人となった。
新たに3,289人が回復し、累計治癒者は467万400人。死者数は7人で、累計は3万6,124人となった。アクティブ感染者は、前日から775人増の4万2,476人。うち96.1%が自宅、0.1%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、3.6%が医療機関、0.2%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は71.8%に上昇した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は2,748万689人で、接種率は84.1%。1回目のブースター接種完了者は1,620万6,396人で、接種率は49.6%、2回目が43万3,089人で1.3%だった。
新たに発生したクラスターは1カ所で、セランゴール州の教育機関で発生し、感染者はプトラジャヤでも確認した。感染者が出続けているアクティブなクラスター数は32カ所で、前日と変わらなかった。