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マラッカーインドネシアを結ぶ新ルートの建設計画が浮上

【マラッカ】 マラッカ州とインドネシア・スマトラ島ドゥマイを結ぶ新ルートの建設案が浮上している。同州産業投資起業家育成委員会のアブ・ラウフ・ユソー議長(国政の閣僚に相当)が明らかにした。現在はフェリーが運行している。

アブ・ラウフ議長によると、新ルート案は民間企業からの提案に基づくもので、マラッカ州マスジッド・タナースマトラ島ドゥマイ間、全長約120キロを海底トンネルまたは大橋によって結ぶもの。交通分散エリア、出入国管理・税関・検疫・安全管理(ICQS)施設などの建設も行われる。マレーシア、インドネシア両国とも実現に向けた調査を実施することに原則的に合意しており、完成に20年を要する長期プロジェクトになる見通し。

マスジット・タナではマラッカ・コープ(旧マラッカ開発公社)による約2,023ヘクタールの新産業地域開発も計画されているという。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、エッジ、ベルナマ通信、9月8日)

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