【シンガポール】 シンガポール証券取引所カタリスト(新興企業向け市場)に上場する不動産開発・投資の持株会社、メルクリウス・キャピタル・インベストメントは、マレーシアの小売り子会社であるソングマート・ホールディングスが16日付けでジョホール州のジョホールバルとクルアンに食料品店5店舗を正式オープンしたと発表した。
10月末までにジョホールバルとクルアンにおいて、さらに5店舗をオープンする。合計10店舗中、「ソングマート・エクスプレス」が6店舗、プレミアム・ブランドの「Gグロサリー」が4店舗。10店舗の出店により、グループ全体の店舗数は合計23店舗となる。
メルクリウスのチャン・ウェイルー会長兼最高経営責任者(CEO)は、出店により、スーパーマーケット事業の拡大が加速し、ソングマートがマレーシアにおける主要食品事業者の一つになると確信していると述べた。
ソングマートは、食品、雑貨、日用品を扱うミニマート、コンビニエンスストア、スーパーマーケットを「ソングマート」「ソングマート・エクスプレス」「グランビル」「Gグローサリー」ブランドで展開。メルクリウスは2021年7月にソングマートの発行済み全株式を総額3,600万シンガポール・ドルで取得すると発表。買収手続きは今年10月に完了する予定だ。
(エッジ、9月19日、メルクリウス発表資料)