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10月1日開始のデジタルノマド向けビザ、2千人以上が申請

【ランカウイ】 アヌアル・ムサ通信マルチメディア相は、10月1日より受付を開始したデジタルノマド(ITを活用し旅行しながら働く人)向けビザ「DEランタウ」について、オンライン申請件数が2,000件を超えたと明らかにした。

「DEランタウ」は年収2万4千米ドル以上のIT・デジタル系フリーランス、あるいはリモートワーク労働者が対象の1年滞在できるビザで、1年延長も可能。申請料金は1,000リンギで、配偶者や子供の帯同が認められている(帯同者申請料金は500リンギ)。第1期として9月13日にペナンにおいて1カ所目のデジタルノマド拠点を開設。10月16日にはケダ州ランカウイにおいてオープンした。今後は、クアラルンプールで設置が予定されている。

アヌアル大臣は、国が率先してデジタルノマド向け施設をさらに拡充する必要があると言明。またマレーシア・デジタル経済公社(MDEC)のマハディール・アジズ最高責任者(CEO)は、国内のデジタル経済は現在450億リンギだが、「DEランタウ」からの貢献により、2025年までに700億リンギへの規模拡大を目標に掲げていると述べた。
(ザ・サン、10月17日、ベルナマ通信、10月16日、MDEC発表資料)

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