【クアラルンプール】 UMWホールディングスは、傘下のUMWトヨタ・モーター(UMWT)とダイハツ系プルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)の第3四半期の自動車販売台数が、9万3,972台となったと発表した。前期の8万9,183台を上回り、今年最高となった。

1ー9月の販売台数は26万7,226台で、新型コロナウイルス「Covid-19」拡大抑制のために実施されたロックダウンの影響を受け前年同期に比べて62%増となった。
UMWTの9月の販売台数は今年最高の9,233台となった。第3四半期も前期比6%増の2万4,961台。1ー9月は前年同期から54%増えて7万872台だった。
一方でプロドゥアの9月の販売台数は、前月(2万6,039台)から2万4,626台へと微減。第3四半期では、前期から5%増えて6万9,011台と今年最高となった。1ー9月は前年同期比65%増の19万6,354台だった。

UMWホールディングスのアマハド・フアド社長兼最高経営責任者(CEO)は、第3四半期の好業績から明らかなように、UMWTとプロドゥアの需要は依然として強いと述べた。予約も好調を維持しているとして、納期を早めるため生産の強化を引き続き図ると言明。サプライチェーンの改善により、不測の事態が発生しない限り、今年度の販売目標達成を確信しているとした。
(ザ・サン、ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、10月18日、エッジ、ベルナマ通信、10月17日)