【クアラルンプール】 米グーグルは15日、非接触型決済サービス「グーグルペイ」がマレーシアで利用できるようになったと発表した。マレーシアは、グーグルペイが利用できる45カ国目となる。
アンドロイド端末やウェアOS搭載のスマートウォッチで、「グーグル・ウォレット」アプリを利用した支払いが可能となる。アイフォンやアップルウォッチは対象外。対応する銀行・カードは現状、▽CIMB(マスターのクレジットカードのみ)▽ホンリョン・バンク(ビザのクレジットカード、デビットカード、マスターのクレジットカード)▽ホンリョン・イスラミック(マスターのデビットカード)▽パブリック・バンク(ビザのクレジットカード、デビットカード)ーーとなっている。HSBCとHSBCアマナ(いずれもビザとマスターのクレジットカード)も今後数カ月以内に対応する予定。ショッピーやエアビーアンドビーなど、決済手段にグーグルペイが選択できるサイトでのオンライン決済も可能となる。
また、グーグル・ウォレットには航空会社アプリで購入した搭乗券を追加できるが、エア・アジアが対応済みで、マレーシア航空も今後数カ月以内に対応する予定。搭乗券をグーグル・ウォレットに追加すると、出発時間や搭乗ゲートの変更があった場合に通知を受け取ることができる。
マレーシアでは非接触型決済の導入が進んでおり、今年8月には米アップルの「アップルペイ」が利用可能となっていた。
(ザ・サン、11月16日、ザ・スター電子版、エッジ、ソイチンチャウ、11月15日)