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セルコムとDiGiの合併、両社の株主が承認

クアラルンプール】 通信大手のアシアタ・グループ傘下で携帯電話事業を手掛けるセルコム・アシアタとノルウェー系テレノル・アジア傘下のDiGiドットコムとの間の合併について、両社の株主が承認した。

アシアタ・グループの声明によると、18日に臨時株主総会を開催し、合併案を承認。DiGiドットコムも同日の臨時株主総会で合併案が承認されたと発表した。

合併案は、アシアタがセルコム・アシアタの株式100%を177億6,000万リンギでDiGiに譲渡するもの。DiGiは買収資金をDiGiの新規株式39万6,000株(1株4.06リンギで発行)と現金16万9,000リンギにより支払う。年末までに買収を完了する予定。合併完了後、両社の親会社であるアシアタとテレノルは、合併後の新会社であるセルコムDiGiの株式をそれぞれ33.1%ずつ均等保有することになる。

合併案については、関係当局である、マレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)、マレーシア証券委員会(SC)、ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)からの承認をすでに得ており、今回の株主承認により実施に向けた障壁がすべて取り除かれたことになる。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、11月19日、エッジ、ベルナマ通信、11月18日)

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