On 2022年12月7日2022年12月7日 by asiainfo Posted in 安全情報 【シャアラム】 セランゴール州では、新型コロナウイルス「Covid-19」がエンデミックの段階に移り社会活動が通常に戻ったことで、デング熱の感染者数が急速に増加している。 セランゴール州議会の質疑においてデング熱に関する質問を受けた公衆衛生・統一・女性家族エンパワーメント委員会のシティ・マリア・マハムド委員長は、11月13ー19日の1週間で3万1,822人の感染が確認され、前年同期から2.3倍となったと説明。州政府は毎年、デング熱対策に500万リンギを割り当てており、デング熱を媒介するヤブ蚊の温床となるホットスポットにおいてのバチルス・チューリンゲンシス・ イスラエレンシス殺虫剤を散布するなどの取り組みを実施しているとした。 一方で新型コロナウイルス「Covid-19」のワクチン投与件数は1,464万9,397件となっており、成人の96.2%が接種を完了した。 (ザ・スター、12月6日、マレーメイル、ベルナマ通信。12月5日)