【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 航空会社バティック・エア(旧称・マリンド・エア)は、3日からクアラルンプール(KL)ー札幌(新千歳)線を週3往復、30日からKLー大阪(関空)線を週4往復就航する。両路線共に台北(桃園)経由となる。

バティック・エアはKLー東京線(週4往復)を12月に就航しており、高まる日本路線の需要に応えるため、新路線の就航を決定した。同社が運航する日本路線は3月までに週14便となる予定だ。新規就航を記念して運賃の割引キャンペーンを実施する。

スケジュールは、札幌線が火・木・土曜日の運航で、「OD888」はKL発が7時20分、台北着が12時15分。台北発が13時15分、札幌着が17時50分となる。「OD889」は、札幌発が18時50分で、台北着が22時35分。23時35分に台湾を発ち、KL着が翌日4時25分となる。札幌線については、マリンド・エアが、2019年3月23日に週3往復で開設し、同年7月に増便を予定していたものの、札幌での燃料供給契約の問題から、運休していた。

また大阪線は、月・水・金・日曜日の運航で、「OD883」はKL発が1時、台北着が5時55分着。台北発が7時、大阪着が10時25分。「OD884」は、大阪発が11時35発、台北着が13時45分。台北発が14時45分、KL着が19時30分となる。関西エアポートによると、同社の関空への定期便の就航は初。日本人に人気の高い台北経由便のため、台北、KL双方の需要拡大が期待できるという。