【クアラルンプール】 マレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)は、国内通信会社に対し、6月までにインターネット接続サービスの品質改善を行うよう指示した。ファーミ・ファジル通信デジタル相が6日、明らかにした。
ファーミ大臣は、建物内や高速道路、サッカースタジアムなどでインターネット接続ができないという苦情を多数受け取っているとし、接続料金が未支払いだと消費者は回線を利用できなくなるのに、サービス品質が悪い場合でも通信会社がペナルティを受けないのはおかしいと述べた。また、内陸部や先住少数民族オラン・アスリの村など、人口密集地の3%でインターネット接続ができないという問題に対して、衛星インターネット接続などの技術を活用することを検討しているとし、3%には人口50ー100人以上の地域が3,000カ所も含まれているため、無視することはできないと述べた。
(エッジ、ベルナマ通信、2月6日)