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KLIAとKLIA2、KLIAターミナル1と2に改称へ=運輸相

【プトラジャヤ】 アンソニー・ローク運輸相は9日、クアラルンプール新国際空港(KLIA)と格安航空専用ターミナル(KLIA2)の名称を、「KLIAターミナル1」と「KLIAターミナル2」に変更する方針を明らかにした。

ローク運輸相は、改称は両空港の市場性や競争力向上を考慮して閣議で決定したが、実施には、空港運営会社マレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)との協議や空港コードを発行する国際航空運送協会(IATA)などとの事前調整や、MAHBとの新協定を第1四半期末までに締結する必要があると説明した。

ローク運輸相によると、政府とMAHBは、全国空港・飛行場39カ所の運営、管理、保守、開発に関する運営協定を締結しているが、2日の閣議で2069年までの運営協定(OA2023)の新条件への合意が行われた。空港建設や改修への連邦政府の継続的資金投入が困難なため、空港開発基金(ADF)を設立し、空港利用者、一般市民、航空会社からの寄付で開発費用をまかなう計画だ。旅客サービス料(PSC)の一部を基金に組み入れるが、その割合を3年ごとに見直す。

ローク運輸相は、OA2023により、MAHBは政府承認の上で外国企業などと空港開発で協力できるようになり、政府とMAHBは迅速な商業開発や長期開発計画を策定できるようになるとした。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、2月10日、フリー・マレーシア・トゥデー、ザ・スター電子版、2月9日)

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