サイトアイコン asia infonet.com

道路税ステッカー貼付義務を廃止、デジタル移行で=運輸相

【クアラルンプール】 アンソニー・ローク運輸相は10日、これまで義務づけられていた、自動車のフロントガラスへの道路税ステッカー貼付について、デジタル移行により義務を廃止すると発表した。

道路交通局(JPJ)のポータルサイトやスマホアプリ「MyJPJ」で道路税支払証明と運転免許証が表示できるようになる。第1段階として、マレーシア人の自家用車や二輪車(個人利用)が対象となる。商用車や外国人の車は対象外。またデジタル化したくない場合には現行のステッカーを使用し続けることもできる。取り締まり時には、警官がタブレットなどの電子機器で登録データを確認するため、万が一スマホを所持していない場合にも問題はない。MyJPJアプリはすでに利用が可能となっているという。

ローク運輸相は、毎月平均150万台の車両が道路税の更新をしているが、デジタル化により、ステッカー取得のためのJPJの混雑を最大80%軽減できるとし、第1段階で年間9,600万リンギの歳出が節約できると強調。国民も行列時間やステッカー配達料金の節約ができるとし、双方にメリットがあると述べた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、2月12日、ザ・スター、2月11日、ポールタン、エッジ、ベルナマ通信、2月10日)

モバイルバージョンを終了